フォルダ内の古いファイルを削除する方法
こんにちは。デジタルライフコンシェルジュの吉田智司です。
Windowsパソコンでフリー素材やソフトをダウンロードするときに保存される場所が「ダウンロード」フォルダ。開くとそれまでダウンロードしたファイルがどっさりたまってますよね。
定期的に削除すればいいんでしょうが、必要なファイルを取り出して次の作業にかかることが多いためついついそのままになってしまいます。
また、全部を削除してしまうと「こないだダウンロードしたあれをまた使おう」と思ったときに無いと、また検索してダウンロードしなければなりませんね。
そこで
「フォルダ内の一定期間経過したファイルだけを削除する」
方法をやってみましょう。
【編集部注】
Windows10の「ごみ箱」や「ダウンロード」フォルダには、自動的に不要なファイルを削除する機能があります。一定期間経過したものから削除してくれます。
こちらの方が簡単に設定できます。
まず、フリーソフトを探してみましたが、フォルダ対象では見つかりませんでした。
そこでWindowsのコマンド「forfiles」というのを使います。
これは、「条件に合うファイルを取り出して処理する」事ができるコマンドです。
「メモ帳」を起動して次の文章をコピーして貼り付けます。
forfiles /p C:\Users\xxx\Downloads /D -30 /c "cmd /c IF @isdir==TRUE rmdir /S /Q @file"
forfiles /p C:\Users\xxx\Downloads /D -30 /c "cmd /c del /F /S /Q @file"
xxx の部分はパソコンのユーザー名に書き換えましょう。
削除対象の日数も各自で調整してください。
他のフォルダも追加したいときは行をコピーして場所を書き換えればまとめて処理できます。
意味は次の通りです。
これをバッチファイルとして保存します。バッチファイルとは拡張子が「bat」のファイルでダブルクリックで実行できる形式のファイルの事です。
ここでは「デスクトップ」に「RemoveTimer.bat」という名前で保存します。先にファイルの種類を「すべてのファイル」に変えておかないとバッチファイルとして保存できません。
メモ帳を閉じます。
デスクトップの「RemoveTimer」アイコンをダブルクリックします。
一瞬画面が開きますがすぐに終わります。
ダウンロードフォルダを開いてファイルの日付を確認すると30日以内のファイルのみ残っていることが確認できます。
これでダウンロードフォルダがだいぶ軽くなりました。
思い出したときに時々ダブルクリックしましょう。
(他のフォルダで実行するときは大事なファイルが無いかよく確認してくださいね)
デジタルライフ・コンシェルジュ 吉田智司 パソコン塾三郷教室(埼玉) HP:https://www.misatokyousitu.com
Comments